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UltraSPARC T1 : ウィキペディア日本語版
UltraSPARC T1

サン・マイクロシステムズ'のUltraSPARC T1マイクロプロセッサ2005年11月14日 の発表までは開発 コードネーム "Niagara" として知られる)は、マルチスレッドマルチコアCPU である。サーバのエネルギー消費を下げるべく開発されており、1.4 GHz で 72 ワット の電力を消費する。
T1 は全く新しく設計されたSPARC マイクロプロセッサの実装で、UltraSPARC Architecture 2005 specification に準拠し、
完全な SPARC V9 命令セットを実行する。Sun はこれまでに UltraSPARC IV および UltraSPARC IV+ という二つのマルチコアプロセッサを開発したが、T1 はサンにとって最初のマルチコア''かつ''マルチスレッドのマイクロプロセッサである。
T1 マイクロプロセッサは 4コア、6コア、8コアのものが提供されており、各コアは 4 つのスレッドを同時に扱うことができる。すなわちプロセッサ全体で 32 スレッドを並行して処理することが可能である。
サンのハイエンドの SMP システム同様、UltraSPARC T1 もパーティション化して動作することができる。すなわち、複数のコアに一つないし複数のプロセスやスレッドを動作させ、その他のコアがシステムの残りの処理を実行するよう分割することができる。
== 搭載システム ==
T1 プロセッサーは以下のサンと富士通の製品に搭載されている:
* Sun SPARC Enterprise T1000 と T2000 サーバ
* Sun Fire T1000 と T2000 サーバ
* Netra T2000 サーバ
* Netra CP3060 ブレード
* Sun Blade T6300 サーバモジュール

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「UltraSPARC T1」の詳細全文を読む




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